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2017年12月24日日曜日

DELL Inspiron 15 5000 のSSDを換装

みなさん、こんにちは。


先日、DELL Inspiron 15 5000 のSSDを換装いたしました。
結構前だったので、記憶が定かなうちに記録に残しておきたいと思います。

もともと購入時にSSDにカスタマイズして購入したのですが、容量が256GBだったため空き容量があっという間になくなってしまいました。
ここは思い切って1TBのディスクを導入したいと思います。


STEP01:必要なパーツなどを購入する


起動時のSSDの快適さは捨てがたい、今更HDDに戻るのは難しいけど、1TBのSSDって高いんだろうなぁ・・・・。
Amazonで検索してみると、

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これがおすすめかな。


ついで、上記のSSDをUSBにつなぐ変換コネクターが必要です。

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これで購入したSSDのSATAをPCのUSBにつないで、現状の環境を購入したSSDにコピー(クローン)します。

実際の換装作業は「DELL Inspiron 15 5000 メモリー増設手順」で紹介した作業手順に1作業追加になっただけです。


STEP02:バックアップ作業を行う


大きな変更作業を行うときはバックアップの作成を忘れずに行いましょう。

Windows10無償アップグレード期間終了近し、システムイメージのバックアップを作成しよう」を参考にシステムイメージのバックアップとシステム修復ディスクを作成します。

バックアップがあれば、元の状態に戻すのが容易ですからね。


STEP03:新規SSDをフォーマットする


購入したSATA変換アダプタに新しいSSDをつなぎ、USBでパソコンと接続します。

コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理 と進みます。


上記画面が表示されたでしょうか?
もし表示されなかった場合は「初期化されてません」と表示されているディスクを右クリックしてメニューより「ディスクの初期化」を選んでください。

MBR(マスターブートレコード)にチェックが入っているのを確認してOKします。

この画面はディスクの先頭セクタにブートシグニチャがない場合に表示されます。
いわゆる新品のディスクはまだ初期化処理されていないのでこの画面が表示されますが、ディスクを使いまわした場合は表示されません。
なので、初期化済のディスクを使用している場合は次の処理に進んでください。



今度はパーティション領域を右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選びます。





ドライブ文字は何でも構いません。



ファイルシステムはNTFS、クイックフォーマットするをチェックしてください。



これにてフォーマット作業は完了です。


STEP04:クローンを作成する


現在の環境を新しいSSDにクローンします。
クローンツールは「EaseUS Todo Backup Free」を使用します。


クローンをクリックします。



ソース(コピー元)のハードディスクを選択します。
□にチェックを入れます。



すべてのパーティションが選択されているのを確認したら、次へをクリックします。



ターゲットディスク(コピー先)を選択します。
□にチェックを入れます。

この形でクローンが作成されてしまうと使っていない領域が多すぎて、換装した意味がないのでパーティションのサイズを調整します。

右側にある「編集」のリンクをクリックします。



パーティションの編集画面が表示されました。
パーティションをクリックして、ドラッグで移動したり、サイズの拡大縮小を行います。

狙ったサイズになったらOKします。



最終的にはこんなパーティションになりました。
実行をクリックします。



確認画面がでます。
コピー元、コピー先を間違えていませんか?
間違えていなければ、処理を進めましょう。



結構な時間がかかります。
俺の環境では42分かかりました。



これがクローンしたディスクのプロパティです。
パーティションのスタイルがGPTにかわってます。
クローン元のディスクがGPTだったので、EaseUS Todo Backup Free でクローンしたときに変わったようです。


STEP05:新しいSSDと古いSSDを交換する


DELL Inspiron 15 5000 メモリー増設手順」を参考に、SSDの入れ替えを行います。
手順はほとんど一緒です。


以上でSSDの換装作業は終了です。
特に大きなトラブルなく終了しました。


余談:M.2 PCI Express接続(NVMe)


ところで、Dell Inspiron 15 5000 は、M.2を実装しているとの情報をゲットしました。
しかも、PCI Express接続(NVMe)に対応とか。
えぇ、気がつかなかったなぁ。

調べてみました。

コンピュータモデル Inspiron 5570 は、対応していましたが、コンピュータモデル Inspiron 15-5567 は、WiFi および Bluetooth のコンボカー ドのみ。
俺のマシンは、Inspiron 15-5567 です。 orz

まぁ、256GBじゃぁ俺的には使い道ないけどね。


ではでは~☆ミ

2017年2月19日日曜日

DELL Inspiron 15 5000 メモリー増設手順

みなさん、こんにちは。


DELL Inspiron 15 5000 のメモリを本日増設してみました。
結構大変でしたので、これから増設を検討されている方の参考になればと思い投稿いたします。


表側です。



裏返すとこんな感じです。
ネジがけっこう沢山ついてます。


STEP01 道具を確認する


・プラスチックスクライブは必須です。

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こんなには必要ありませんが、かなりほじる作業が発生しますので金属製のものではキズをつけてしまいます。

・プラスドライバー各種

ネジ穴のプラスの部分が妙に細く通常のドライバーで無理をするとネメてしまう可能性があります。
何種類か用意して無理なく回せるものを使用した方が良いと思います。

・静電気対策
最近部屋の中ではユニクロのヒートテックの下着にmofuaの着る毛布を愛用しています。
この組み合わせは静電気がけっこう発生します。
着替えて手を洗ってから作業をします。


STEP02 サービスマニュアルを読む


手順を確認するうえでもDELLのサービスマニュアルは一度目を通すのをお勧めします。
DELL Inspiron 15 5000 のサービスマニュアルは、こちらで確認できます。


STEP03 DVDドライブを取り外す


さて、いよいよ作業の始まりです。


赤丸部のネジを外します。
外したネジは無くさないように小皿などに外した場所別に保管します。
私はピルケースに一時保管しました。



続いてプラスチックスクライブの先端を先ほど外したネジ穴に突っ込んでDVDドライブを押し出します。


外に少し押し出されたDVDドライブを手作業で抜き取ります。
ここまでは特に問題なく完了しました。


STEP04 ベースカバーの取り外し


ここから苦難の作業が始まります。


青丸部のネジ1か所、赤丸部のネジ3か所を取り外します。
青丸部、赤丸部ではネジの種類が違いますので混同しないよう注意します。

赤丸部のネジはめっちゃ固くしまっていて外すときにネメてしまいそうになりました。
何種類かのドライバーを試してナメずに無事に外すことができました。

その後、裏ぶたを止めているネジをすべて外します。
全部で13本あります。



この位置よりプラスチックスクライブを差し込んで時計回りに少しずつ浮き上がらせます。
すぐ傍に電子部品がありますので、あまり強く差し込まず、それでいてかなり力を入れないと浮き上がってきません。
バキッっという破滅的な音で心臓が縮み上がりますが、びびらず作業を続けます。
もう壊れたら仕方がないという覚悟でやるしかないです。

全周浮き上がってきたらDVDドライブがあった側から開いていきます。


なんとか御開帳できました。
力任せにやったので本体の電源コネクターが曲がってしまいました。orz
幸い押したら治りましたけど・・。

最後にバッテリーケーブルを抜きます。


赤部分ですが非常に取り出しずらい角度ですので慎重に抜き取りします。
コネクターは中ですごく細いピンで接続されていますので、取り付け時に変な角度で無理に入れるとピン折れになる可能性があります。
どの位置にどの位まで刺さっているのか抜く前に確認をしておきましょう。


STEP05 メモリーの取り付け


ようやくメモリーの取り付け作業です。


切り込みを合わせ奥まで差し込んだらカチっと音が鳴るまで下に押し込みます。


STEP06 動作の検証


上記手順を逆手順で行い、裏ぶたを閉じてから電源を入れるべきなのですが、万が一動作に問題があった場合にもう一度開閉するのは非常に手間です。
あまり宜しくありませんがこの段階で一度電源を入れて動作の検証をします。



いきなりBIOSで警告の画面が・・・・。
何かとんでもないエラー!?

落ち着いてよく読んでみると

Alert The amount of system memory has changed.
警告 システムのメモリー量が変更された。

でした。

メモリーを増設したからね (^^;

BIOSでは問題なくメモリーを認識してくれました。

肝心のWindows上では


16GB認識しています。

まずは無事作業完了です。



プラスチックスクライブ、左が新品、右が使用後です。
どれだけ力がいる作業なんだか・・・・。


ではでは~☆ミ

2017年2月12日日曜日

DELL Inspiron 15 5000 (5567) を購入 &レビュー

みなさん、こんにちは。


というか、このフレーズも久しぶりです。
ちょっとノンビリしている間に年を越し、もう2月です。
はや・・・・・。

こう寒いと釣りに行く気力も湧かないので、休みは家でゴロゴロしているパターンが多くなってきます。
おのずとblogのネタも減少しちゃうというわけです。

最近の出来事でいうと、ノートPCを新規で購入しました!!
昨年の暮れにDELLで10%の値引きクーポンを実施していたのと、そろそろ64bit版が欲しくなってきたので思い切って購入です。

New Inspiron 15 5000 プラチナ・フルHD・SSD搭載

プロセッサ ラベル: インテルR CPU ラベル Core i7 KBL 用
スピーカー: professionally tuned with MaxxAudioR by Waves
ベース: Inspiron 15 5000 シリーズ (インテル) - 5567
CPU: 第7世代 インテルR Core i7-7500U プロセッサー
OS: Windows 10 Pro (64ビット) 日本語
メモリ: 8GB, DDR4, 2400MHz, (最大 16GB,追加)
ハードディスク: 256GB ソリッド ステートドライブ
CD ROM/DVD ROM: Tray load DVD ドライブ (Reads and Writes to DVD/CD)
グラフィックス: AMD Radeon  R7 M445 グラフィックス 4G GDDR5
ワイヤレス:  802.11ac + Bluetooth 4.1, デュアル バンド 2.4&5 GHz, 1x1
プライマリバッテリ: 42 WHr, 3-セル バッテリ (内蔵)
ディスプレイ: 15.6-インチ FHD (1920 x 1080) アンチ-グレア

主なスペックは上記の通り。

インテルR CPU Core i7 に密かに期待。
メモリも現行の32bit機は4GBだけど倍の8GB積めば快適なんじゃないかな。
ハードディスクが256GBなのが心配だけど、外付けのHDDにデータを逃がせば運用が可能だと判断して購入を決意。

外観はこんな感じ。


スタイリッシュだね。


んで、1か月間使い込んだ感想。

・このPCを初期状態に戻す

これを実施したらデスクトップPCのイメージが復元されました。
コンピュータ名が中国人の名前のようなのですが、どういうことなのでしょう。
セットアップ終了後にWindowsのイメージをバックアップしていたので、そっちからリカバリしているので問題はないですが気分が良くないですね。


・異音が発生する

時々、ブッ とか プッ とか、音楽の切り替え時にスピーカーから音が発生します。
ドライバがイマイチなのかな。


・思ったよりメモリに余裕がない


もう少しメモリに余裕ができると思っていたのですが、空が3.3GBですか・・・。
CPUもちょっときつめです。
VS2015とエミュレータを起動してこの状態ならば良しとしなければならないのでしょうけど、ファンがまわり始めるのは勘弁ですねぇ。
メモリは購入時に増設しておくべきでした。


・HDDの空が少ない


空が68GBでは厳しい。
外付けのHDDにデータを逃がしても運用は難しそうです。
SSDにこだわらないでHDDに変更しておけばよかったかな。

近々換装を検討しないと。


・Backspaceキーが小さい

これは、慣れしかないのかな。
隣のNumLockキーを無意識に押しちゃうんだよね。


メモリとSSDは購入時にもっとよく検討をすべきでした。
他はまぁ問題なく使えるレベルです。

Windowsのシステムイメージは最初に作っておいた方が良いですね。
私のように変なリカバリイメージが入っているかもしれませんから。


んで、メモリの増設をする際の手順を確認と思って裏ぶたみたら・・・・・。
このモデルってめっちゃ面倒なパターンじゃん。

プラスチックスクライブ使ってこじ開けてDVDドライブ外してバッテリーを外さないとメモリの増設ができない。
これが実は一番のネックです。
なんせ不器用な男なので・・・・・。

DELLはメモリやハードディスク交換が簡単に行えると思っていたのですが、面倒なモデルもあったのですね。
手先が器用でない方は同機を購入するのならメモリとハードディスクは十分検討してください。

この際、仕方がないので工具一式を揃えるとしますか。
今後も使いそうですし。

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こんなには必要ないけど・・・・・。


メモリはDELL純正ならサポートが継続されますが何せ高い。

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ここらへんで間に合わせます。


SSDの換装はもう少し相場が安くなるのを待つしかありません。


さて、メモリが届くのはいつ頃になりそうかな。


ではでは~☆ミ

2016年2月21日日曜日

linuxでUSBメモリをマウントして使う

みなさん、こんにちは。


Linuxサーバから設定ファイルをコピーしたい時、みなさんはどうされてますか?
ネットワーク経由で取り出したりといろいろ考えられますが、今回は手軽なUSBメモリに取り出したいと思います。


まずは、USBメモリをLinuxサーバに差し込みます。
最近のLinuxはUSBのPnPに対応しているので自動で認識してくれます。


どのように認識されたが、dmesgコマンドで確認します。

root@dns:/# dmesg
[    0.000000] Initializing cgroup subsys cpuset
[    0.000000] Initializing cgroup subsys cpu
・・・・・・省略・・・・・・
[337720.780112] usb 1-1: new full-speed USB device number 2 using uhci_hcd
[337721.124071] usb 1-1: New USB device found, idVendor=04bb, idProduct=0c80
[337721.125094] usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
[337721.126403] usb 1-1: Product: USB Flash Disk
[337721.127164] usb 1-1: Manufacturer: I-O DATA
[337721.127903] usb 1-1: SerialNumber: A020C000009110800488
[337721.464843] Initializing USB Mass Storage driver...
[337721.465819] scsi2 : usb-storage 1-1:1.0
[337721.466540] usbcore: registered new interface driver usb-storage
[337721.467418] USB Mass Storage support registered.
[337722.469071] scsi 2:0:0:0: Direct-Access     I-O DATA USB Flash Disk   D53  PQ: 0 ANSI: 2
[337722.475373] sd 2:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 0
[337722.485674] sd 2:0:0:0: [sdb] 15941632 512-byte logical blocks: (8.16 GB/7.60 GiB)
[337722.489077] sd 2:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
[337722.489106] sd 2:0:0:0: [sdb] Mode Sense: 03 00 00 00
[337722.492092] sd 2:0:0:0: [sdb] No Caching mode page found
[337722.492960] sd 2:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
[337722.515985] sd 2:0:0:0: [sdb] No Caching mode page found
[337722.518267] sd 2:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
[337722.671096]  sdb: sdb1 ← ここを確認する
[337722.689994] sd 2:0:0:0: [sdb] No Caching mode page found
[337722.690036] sd 2:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
[337722.690070] sd 2:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk

sdb1として認識されました。


では、fdiskコマンドを使用してパーティション情報を確認します。

root@dns:/# fdisk -l

255 heads, 63 sectors/track, 14593 cylinders, total 234441648 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x0006dcd1

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048   232382463   116190208   83  Linux
/dev/sda2       232384510   234440703     1028097    5  Extended
/dev/sda5       232384512   234440703     1028096   82  Linux swap / Solaris

Disk /dev/sdb: 8162 MB, 8162115584 bytes
82 heads, 49 sectors/track, 3967 cylinders, total 15941632 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x8be02e43

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1              63    15941631     7970784+   b  W95 FAT32 ← この行がUSBメモリの情報

/dev/sdb1が今回使用しているUSBメモリなのですが、ファイルシステムがFAT32とWindows用のファイルシステムになっています。


このUSBメモリはLinuxメインでの運用を考えているので、ファイルシステムはこの際ext3に変更をしておきます。

root@dns:/# fdisk /dev/sdb

Command (m for help): d ← 領域を削除します。
Selected partition 1

Command (m for help): w ← 変更をディスクに書込み終了します。
The partition table has been altered!

Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.

Windows用のファイルシステムを削除しました。


次はパーティションを確保しなおします。

root@dns:/# fdisk /dev/sdb

Command (m for help): p ← 領域を表示します。

Disk /dev/sdb: 8162 MB, 8162115584 bytes
252 heads, 62 sectors/track, 1020 cylinders, total 15941632 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x8be02e43

Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System ← 削除したので何も表示されない。

Command (m for help): n ← 新規領域作成
Partition type:
   p   primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
   e   extended
Select (default p): p ← primaryを選択
Partition number (1-4, default 1): 1 ← 1つの領域しか作らないので1を入力
First sector (2048-15941631, default 2048): 2048 ← 先頭領域に何か入っているようなので2048から指定
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (2048-15941631, default 15941631):
Using default value 15941631 ← エンターでLast Sectorを15941631とする

Command (m for help): p ← 領域を表示します。

Disk /dev/sdb: 8162 MB, 8162115584 bytes
252 heads, 62 sectors/track, 1020 cylinders, total 15941632 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x8be02e43

Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System ← 次行にUSBメモリの領域が表示
/dev/sdb1            2048    15941631     7969792   83  Linux

Command (m for help): w ← 変更をディスクに書込み終了します。
The partition table has been altered!

Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.


念のためfdiskコマンドで内容を確認してみます。

root@dns:/# fdisk -l

Disk /dev/sda: 120.0 GB, 120034123776 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 14593 cylinders, total 234441648 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x0006dcd1

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *        2048   232382463   116190208   83  Linux
/dev/sda2       232384510   234440703     1028097    5  Extended
/dev/sda5       232384512   234440703     1028096   82  Linux swap / Solaris

Disk /dev/sdb: 8162 MB, 8162115584 bytes
84 heads, 6 sectors/track, 31630 cylinders, total 15941632 sectors
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disk identifier: 0x8be02e43

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1            2048    15941631     7969792   83  Linux ← USBメモリの領域が表示

USBメモリの領域が確保できました。


作成したsdb1をext3でフォーマットします。
fdiskだけでは領域を確保しただけなのでフォーマットは別途行う必要があります。

root@dns:/# mkfs.ext3 /dev/sdb1
mke2fs 1.42.5 (29-Jul-2012)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks
498736 inodes, 1992448 blocks
99622 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=2042626048
61 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
8176 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632

Allocating group tables:  0/61 1/61 2/61 3/61 4/61 5/61 6/61 7/61 8/61 9/6110/6111/6112/6113/6114/6115/6116/6117/6118/6119/6120/6121/6122/6123/6124/6125/6126/6127/6128/6129/6130/6131/6132/6133/6134/6135/6136/6137/6138/6139/6140/6141/6142/6143/6144/6145/6146/6147/6148/6149/6150/6151/6152/6153/6154/6155/6156/6157/6158/6159/6160/61     done
Writing inode tables:  0/61 1/61 2/61 3/61 4/61 5/61 6/61 7/61 8/61 9/6110/6111/6112/6113/6114/6115/6116/6117/6118/6119/6120/6121/6122/6123/6124/6125/6126/6127/6128/6129/6130/6131/6132/6133/6134/6135/6136/6137/6138/6139/6140/6141/6142/6143/6144/6145/6146/6147/6148/6149/6150/6151/6152/6153/6154/6155/6156/6157/6158/6159/6160/61     done
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information:  0/61 1/61 2/61 3/61 4/61 5/61 6/61 7/61 8/61 9/6110/6111/6112/6113/6114/6115/6116/6117/6118/6119/6120/6121/6122/6123/6124/6125/6126/6127/6128/6129/6130/6131/6132/6133/6134/6135/6136/6137/6138/6139/6140/6141/6142/6143/6144/6145/6146/6147/6148/6149/6150/6151/6152/6153/6154/6155/6156/6157/6158/6159/6160/61

ようやく使えるようになりました。


マウントしてファイルをコピーしてみます。

root@dns:/# mkdir /mnt/usb
root@dns:/# mount -t ext3 -w /dev/sdb1 /mnt/usb
root@dns:/# ls -la /mnt/usb
drwxr-xr-x 3 root root  4096  2 21 19:57 .
drwxr-xr-x 3 root root  4096  2 21 20:07 ..
drwx------ 2 root root 16384  2 21 19:57 lost+found
root@dns:/# rsync -av home etc /mnt/usb

コピーにはrsyncコマンドを使用します。

バックアップ用コマンドは色々ありますが、rsyncが個人的に好きなだけです。
rsyncがない方は、apt-get install rsync として是非インストールしておきましょう。


ところで、rsyncの書式は、rsync [オプション] コピー元 コピー先 となりコピー元は複数指定可能です。
今回は、homeとetcディレクトリをコピーしています。

rsync -av home/ etc/ /mnt/usb とすると、コピーされる場所が変わるのでご注意ください。


次回は、このUSBメモリをWindows10で表示できるようにしたいと思います。


ではでは~☆ミ

2015年5月24日日曜日

YAMAHAルータ rt57i で AnonymousVPN が繋がらない

みなさん、こんにちは


会社で使っていた YAMAHA rt58i が故障して、急遽バックアップ用の rt57i に変更したのですが、Web・Mailサーバーの定義がバックアップ用configに入ってなかったりで、バタバタしてしまいました。

なんとか設定済ませて一息つきたいところなのですが、なんと外部より AnonymousVPN で接続が出来ません。


rt57i 時代は WindowsXP でVPN接続していたのですが、rt58i は Windows7 で接続していました。
Windows7 からは、mschap は廃止され mschap-v2 になってしまったのです。

 
 
なので、rt57i も mschap-v2 にします。


ルータコマンド画面より

pp select anonymous
pp auth request mschap-v2
save
restart

として mschap-v2 に変更してあげます。


これで無事接続できるハズなのですが、実際は試していません。
NVR500 にすぐ変更しちゃう予定ですから(^^;

もし急ぎで接続する必要が出来たら、Windows Virtual PC のWindows XP Mode でアクセスすれば、mschap が使えますしね。


ではでは~☆ミ

2015年5月22日金曜日

YAMAHAのルータ rt57iに、RT-Tftpで環境設定ファイルを書き戻す

みなさん、こんにちは


YAMAHAブロードバンドルータ、rt58iを使用してVPN通信を行っていたのですが、いきなり壊れてしまいました。
急ぎ復旧をしなければ業務に差し障りが出かねません。


バックアップ用に保管していたrt57iを確認したところ、設定が飛んでいて工場出荷時状態に戻っていました。

RT-Tftpというツールを使えば、バックアップしていた設定ファイルを簡単に書き戻せます。
が、このツールで嵌ってしまったので、備忘録を兼ねてここに記します。


rt57iの工場出荷時のIPアドレスは、192.168.100.1が振られているので、自分のPCのネットワークに192.168.100.xのアドレスを固定IPで振り、ルータとPCをLANケーブルで接続します。


ブラウザで192.168.100.1にアクセスして、「tftp host any」とコマンドをうちtftpを許可しておきます。


続いてRT-Tftpを起動し、定義ファイルを書き戻すのですが、


「転送先ファイルを指定する」にチェックが入っていると更新に失敗します。
何気にチェックを入れていたので、ここで嵌ってしまいました。


以下、確認項目です。

・転送形態を環境設定の更新に変更
・参照ボタンよりconfigファイルを指定
・ルータのアドレスを入力


無事、ルータの更新に成功いたしました。


RT-Tftpはココからダウンロードできます。


追記
configファイルの最後に「save」コマンドを追記していないと、戻した設定がルータに保存されません。
要注意!!


ではでは~☆ミ

2015年1月2日金曜日

ソフトウェアRAIDのMDADMでRAID1を復旧する

みなさん、明けましておめでとうございます。


先月、会社で使用しているメールサーバーが突然ダウンしてしまいました。
電源ユニットの異常によるものです。
スペアの電源ユニットに交換して無事に起動はできたのですが、RAID構成しているHDDがその際に故障してしまったらしく、同期が出来ていない状態です。
幸いにも故障したのは、sdb側(ミラー側)なので当面片肺起動で凌ぐこととし、暇ができたら年末年始の休暇中にRAIDの復旧を試みることとしました。


で、年末のとある休日

まずは故障したHDDを外した状態の同期状況を確認。

net:/proc# cat mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active (auto-read-only) raid1 sda5[0]
      2634560 blocks [2/1] [U_]
md0 : active raid1 sda1[0]
      153613376 blocks [2/1] [U_]
unused devices: <none>

sdbがない片肺状態なので、この状態で何かトラブルがあったらお終いです(^^;
まずは、作業前にsdaのバックアップを取っておきたいので、ネットでツールを探してみます。
 EaseUS Todo Backup Free か AOMEI Backupper Standard がディスクイメージごと抜けて良さそうです。
今回は AOMEI Backupper Standard でバックアップをとりました。


いよいよ作業の開始です。
sdaがどういう構成になっているか確認をします。

net:/proc# fdisk -l /dev/sda
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0x000778ba
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sda2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sda5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect


sda2の拡張パーティション上にsda5が構築されてます。

同様に今回追加するディスクの状況も確認します。

net:/proc# fdisk -l /dev/sdb
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1               1       19458   156288000    7  HPFS/NTFS


sdbはWindowsServerからぶっこ抜いたHDDなので、ファイルシステムがHPFS/NTFSになっちゃってますね(^^;
sdbをsdaと同じ構成にしなければならないのですが、まずはNTFSのパーティションを削除しなければなりません。

net:/proc# fdisk /dev/sdb
The number of cylinders for this disk is set to 19457.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
   (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)
Command (m for help): d ← 削除します
Selected partition 1 ← パーティションを選択、sdb1を選ぶので1を入力
Command (m for help): w ← 書き込みします
The partition table has been altered!
Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.


さて、上手く削除できたか確認してみます。

net:/proc# fdisk -l
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0x000778ba
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sda2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sda5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System


sdb1のパーティションがなくなっていますので削除できました。

ではいよいよsdbのパーティションをsdaと同じ様に作成していきます。

net:/proc# fdisk /dev/sdb
The number of cylinders for this disk is set to 19457.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
   (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)
Command (m for help): n ← パーティションの新規作成
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p ← primary partitionを選択
Partition number (1-4): 1 ← sdb1にするので1を入力
First cylinder (1-19457, default 1): 1 ← sda1のStartのシリンダ数と一緒にする
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-19457, default 19457): 19124 ← sda1のEndのシリンダ数と一緒にする
Command (m for help): t ← 領域のシステム ID を変更する
Selected partition 1
Hex code (type L to list codes): fd ← sda1のSystemと同じfdを入力する
Changed system type of partition 1 to fd (Linux raid autodetect)
Command (m for help): a ← boot可能フラグをつける
Partition number (1-4): 1 
Command (m for help): p ← 作成した領域テーブルを表示して確認する
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect


sdb1は上手く作成できそうです。
続いてsdb2を作成します。

Command (m for help): n ← パーティションの新規作成
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
e ← 拡張領域として確保します。
Partition number (1-4): 2 ← sdb2にするので2を入力
First cylinder (19125-19457, default 19125):
Using default value 19125 ← 19125がデフォルトで選択されます。
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (19125-19457, default 19457): 19452 ← sda2のEndのシリンダ数と一緒にする(ミラー側なので19457でも問題はないけど、安心の為同じにしておく)
Command (m for help): t ← 領域のシステム ID を変更する
Partition number (1-5): 2
Hex code (type L to list codes): 5 ← Extendedは5です。
 
Command (m for help): p ← 作成した領域テーブルを表示して確認する
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sdb2           19125       19452     2634660    5  Extended


続いてsdb5をsdb2上に作成します。

Command (m for help): n ← パーティションの新規作成
Command action
   l   logical (5 or over)
   p   primary partition (1-4)
l ← logicalを選択します。
First cylinder (19125-19452, default 19125): 19125 ← 論理領域なのでsdb2と同じに
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (19125-19452, default 19452): 19452 ← 論理領域なのでsdb2と同じに
Command (m for help): t ← 領域のシステム ID を変更する
Partition number (1-5): 5
Hex code (type L to list codes): 83 ← swap領域なので83を選択、でもこれ間違い
Command (m for help): p ← 作成した領域テーブルを表示して確認する
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sdb2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sdb5           19125       19452     2634628+  83  Linux
Command (m for help): w ← 今までの作業を書き込み
The partition table has been altered!
Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.


さてここまでの作業内容を確認

net:/proc# fdisk -l
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0x000778ba
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sda2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sda5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sdb2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sdb5           19125       19452     2634628+  83  Linux


ありゃ、sdb5のファイルシステムが間違ってしまったようでsda5と同じになってません。
修正します。

net:/proc# fdisk /dev/sdb
The number of cylinders for this disk is set to 19457.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., old versions of LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
   (e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)
Command (m for help): t ← 領域のシステム ID を変更する
Partition number (1-5): 5 ← sdb5を選択
 
Hex code (type L to list codes): fd ← sda5のSystemと同じfdを入力する
 
Changed system type of partition 5 to fd (Linux raid autodetect)
Command (m for help): p ← 作成した領域テーブルを表示して確認する
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sdb2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sdb5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect
Command (m for help): w ← 今までの作業を書き込み
The partition table has been altered!
Calling ioctl() to re-read partition table.
Syncing disks.


もう一度確認してみましょう。

net:/proc# fdisk -l
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0x000778ba
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sda2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sda5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160041885696 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19457 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0xed61aa6f
   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1   *           1       19124   153613498+  fd  Linux raid autodetect
/dev/sdb2           19125       19452     2634660    5  Extended
/dev/sdb5           19125       19452     2634628+  fd  Linux raid autodetect


これでsdbはsdaと同じ構成になりました。
mdadmでraidに追加します。

net:/proc# mdadm --manage /dev/md0 --add /dev/sdb1
mdadm: added /dev/sdb1
net:/proc# mdadm --manage /dev/md1 --add /dev/sdb5
mdadm: added /dev/sdb5


同期状況を確認してみます。

net:/proc# cat mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sdb5[2] sda5[0]
      2634560 blocks [2/1] [U_]
        resync=DELAYED
md0 : active raid1 sdb1[2] sda1[0]
      153613376 blocks [2/1] [U_]
      [>....................]  recovery =  1.6% (2509888/153613376) finish=42.3min speed=59406K/sec
unused devices: <none>


md0は同期が始まりましたが、md1はresync=DELAYEDの状態。
md0が終わってからmd1は同期が始まります。

同期が終わるのをひたすら待ちますが、実はこの状態ではsdbからのブートが出来ません。
ブートローダーのGRUBをsdbにインストールしなければなりません。

net:/proc# cat mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sdb5[1] sda5[0]
      2634560 blocks [2/2] [UU]
md0 : active raid1 sdb1[1] sda1[0]
      153613376 blocks [2/2] [UU]
unused devices: <none>


同期が終わりました。
sdbからもbootが出来るようにします。

net:/proc# grub ← GRUBシェルモード起動
    GNU GRUB  version 0.97  (640K lower / 3072K upper memory)
[ Minimal BASH-like line editing is supported.  For the first word, TAB
   lists possible command completions.  Anywhere else TAB lists the possible
   completions of a device/filename.]
grub> root (hd1,0) ← sdbをrootにする
Filesystem type is ext2fs, partition type 0xfd
grub> setup (hd1) ← sdbへGRUBインストール
Checking if "/boot/grub/stage1" exists... no
Checking if "/grub/stage1" exists... yes
Checking if "/grub/stage2" exists... yes
Checking if "/grub/e2fs_stage1_5" exists... yes
Running "embed /grub/e2fs_stage1_5 (hd1)"...  15 sectors are embedded.
succeeded
Running "install /grub/stage1 (hd1) (hd1)1+15 p (hd1,0)/grub/stage2
/grub/grub.conf"... succeeded
Done.
grub> quit ← GRUBシェルモード終了


これでsdbにもブートローダーがインストールされました。

sdaが故障してもsdbをsdaの場所に繋ぎなおせばシステムは起動できます。

GRUBのメニューリストを修正してリストから起動ドライブを選択出きる様にするのも可能ですが、今回はこの手法はとりません。


ではでは~☆ミ

2014年12月31日水曜日

Lenovo ThinkPad X240 と、iphone6 のテザリング

みなさん、こんにちは。


大晦日の書き込み第二段です(^^;


12月7日の投稿で

> Lenovo ThinkPad X240 と、iphone6 のテザリングが上手くいかないんですよね。

と書いたのですがあっけなく解決したので報告しておきます。
(これで、X240のネットワーク関係のトラブルは全て解決)


Lenovoのサポートページで以下のソフトウェアをインストールすると、無線LANのアダプターもバージョンアップされ症状が解決いたしました。

勿論、ソフトウェアのほうはアンインストールしましたけれどね。(アンインストールしてもドライバは変更されないので大丈夫です)


ThinkPad ワイヤレス LAN アダプター ソフトウェア (Windows 8.1 64bit/ 8 32bit, 64bit/ 7 32bit, 64bit) - ThinkPad


ではでは~☆ミ

2014年12月7日日曜日

Lenovo ThinkPad X240 がネットワークに繋がらない訳

みなさん、こんにちは


Lenovo ThinkPad X240 のネットワークが、幾らなんでもアレなもんで愚痴をかねて記しておきます。


通常トラブルシューティングは考えられる原因を一つ一つ潰していく地味な作業ですが、原因が複数あると特定が大変で非常に時間がかかります。

今回の Lenovo ThinkPad X240 は、二つの原因によりネットワークに繋がらない症状が発生しておりました。


原因1 省電力プロトコルの問題

どうやら無線APと省電力プロトコルの通信が上手くやり取り出来ないようです。

しかたがないので、「コントロールパネル」→「電源オプション」→「プラン変更の設定」→「詳細な電源設定の変更」で


どちらも「最大パフォーマンス」に設定しておきます。


ふぅ~、やれやれ、これでWifiに安定して繋がるようになりました。

と、思いきや Lenovo の第二の罠が・・・・!!


原因2 Lenovoの標準インストールツール LenovoEMC Storage Connector の暴走

LAN利用者からネットワークが繋がらないというクレームが、続出。

2~5分程度でまた利用できるようになるのですが、専用端末もLANを利用している為、セッションが切れるたびに専用端末にLOCKがかかり処理が止まってしまう。

当然、X240の利用者からもネットがまた繋がらなくなったとのクレームが・・・。


ルータのlogを確認するとX240から大量のパケットが発信されてネットワークトラフィックが食いつぶされている状態です。

最初は誰かLANをループさせたかウィルス感染したのかを疑ったのですが、X240、またお前かぁぁぁ!!


さて、ネットワークをキャプチャしてみると 169.*.*.* 辺りのIPにARPリクエストを怒涛の勢いで発信している状態でした。

DHCP周りがおかしいのかと、X240のAPIPA機能を無効にしても改善しない。

そうこうするうちに犯人発見。

LenovoEMC Storage Connector (というLenovo のツール)がネットワーク上のソースを探しまくって、APRリクエストを発信しまくりと判明。


さすがにこれは温厚な私も、ちょっと頭にきたのでLenovo関係のツールを全て削除しちゃいました。

これでようやくネットワークは安定いたしました。
やれやれ。


でも、


Lenovo ThinkPad X240 と、iphone6 のテザリングが上手くいかないんですよね。

iphone6 と他のPCは問題なく全てテザリングできるのですが、X240だけできません。

X240のネットワーク環境はもっと色々な問題を抱えていそうです。
(あぁ頭が痛くなりそうorz)


ではでは~☆ミ

2014年11月17日月曜日

Debian 7.0 wheezy で BEEP音が鳴り続く、何故?

みなさん、こんにちは

BEEP音が鳴り止みません!!


前回の「FMV-BIBLO MG10AC に、Debian 7.0 wheezy をインストール その3 」で、なんとか Login 画面まで辿り着いたと思ったのも束の間、BEEP音が鳴り続けています。

”ピッピ”と断続的になる時と”ピピピピピ・・・”と連続的になる時とあります。

とりあえずエンターキーで音は止まるのですが、喧しくてかないません。


/var/log を一通りチェックしますがBEEP音の鳴るタイミングで何かしらのエラーは出ていないようです。(BIOSのlogはこの機種取れたかなぁ?)


とりあえず

1 BIOSでスピーカーを無効にする
2 「fn」+「F3」でミュートする(FMV-BIBLO MG10AC の場合)

あたりを咄嗟に考えたのですが、念のため

cat /var/log/dmesg | more

としてみて、もう一度見直ししてみると

Driver 'pcspkr' is already registered, aborting...

のエラーが!!

Driver 'pcspkr' は既にレジスト済み、中止する

とかってことでしょうか・・・・。


中止してるんだから悪さはしていないと思うのですが、念のため読み込まないように /etc/modprobe.d/fbdev-blacklist.conf  の最終行に

blacklist pcspkr

を付け足して reboot 。


あらら・・・・、何故かBEEP音が鳴らなくなりました。
とりあえず訳が分らないけど解決。


でも、BEEP音自体が無効になっていたら困るので

echo $'\a'

として音が鳴るかをチェックしておく


(FMV-BIBLO MG10AC は新品の時からかなり熱くなりましたので、熱が篭ったのか、それともバッテリーが磨耗してて警告が出ていたのか?)


しばし経過観察ということで、本日はお終いです。


ようやく次回は本題の bind で内向けDNS構築 にかかれそうです。


ではでは~☆ミ

2014年11月16日日曜日

FMV-BIBLO MG10AC に、Debian 7.0 wheezy をインストール その3

みなさん、こんにちは



前述のように画面がホワイトアウト状態でニッチもサッチもいかないので、Debian 7.0 wheezy を再インストールします。


再インストールの方針は、

1 インストール時に自動設定になってしまったネットワーク設定をこの際手動で設定する
2 カーネルを変更してみて状況が改善するか確認する
3 カーネルに読込するドライバを変更してみる
4 別端末から設定ファイルを変更できるようSSHサーバを立てる(BIBLOでは画面が表示できないので)


前回は何の予備調査もせずインストールしたので今回はキチンと調査を進めます。

まずはチップセットを確認。

FMV-BIBLO MG10AC は、Intel 830MG(133MHz) を使用と判明しましたので検索してみます。

・830MGは完全にIntelから見放された存在
・830MGは酷いことにLinuxのX Window と恐ろしく相性が悪い
・富士通FMVは不治痛FMV・・・・(言い得て妙)
・Intel 830MGの呪縛
・Intel 830MG は Linuxとは相性が悪い

悲しくなる情報ばかりです。orz


さて、気を取り直しして再インストール作業を開始します。


前回は下記画面で「Install」を選択しましたが、
今回は「Advancced options」→「Expert install」選択します。
ちょっと懐かしいインストール画面になりますが、手順は前述とほぼ一緒です。


ネットワークの設定を手動設定にして固定IPを振ります。
これでSSHでIP指定でアクセスが可能になります。


Expert install だと使用するカーネルを選択できるので幾つか試してみます。
またカーネルに組み込みするモジュールも変更できるので試してみます。

上記、全滅でした。


SSHサーバを立てたので、別端末からアクセスしてみます。
(SSH2でアクセスが可能です)


ネットの情報を頼りに /etc/defaul/grub を書き換えます。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
 ↓
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="text"

update-grub を実行して、/boot/grub/grub.cfg に反映させて reboot してみますが、改善せず。(最近は、grub.cfg を直接編集しないのが作法のようです)


GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="xforcevesa text"

これならどうでしょう。




無事、起動しました。d(>_・ )グッ!


未検証ですが、

GRUB_CMDLINE_LINUX="vga=792"
or
GRUB_CMDLINE_LINUX="video=800x600"

でも上手くいきそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/VESA_BIOS_Extensions#Linux_video_mode_numbers


最終的には、

RUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="xforcevesa acpi=off noapic nolapic text"

といたしました。


acpi=off noapic nolapic は、ACPIの実装が微妙なので追加いたしました。


まずは、やれやれです。


と、思いきや別のトラブルが・・・・・!!


こちらの模様は次回にでも。



ではでは~☆ミ