2014年11月16日日曜日

FMV-BIBLO MG10AC に、Debian 7.0 wheezy をインストール その3

みなさん、こんにちは



前述のように画面がホワイトアウト状態でニッチもサッチもいかないので、Debian 7.0 wheezy を再インストールします。


再インストールの方針は、

1 インストール時に自動設定になってしまったネットワーク設定をこの際手動で設定する
2 カーネルを変更してみて状況が改善するか確認する
3 カーネルに読込するドライバを変更してみる
4 別端末から設定ファイルを変更できるようSSHサーバを立てる(BIBLOでは画面が表示できないので)


前回は何の予備調査もせずインストールしたので今回はキチンと調査を進めます。

まずはチップセットを確認。

FMV-BIBLO MG10AC は、Intel 830MG(133MHz) を使用と判明しましたので検索してみます。

・830MGは完全にIntelから見放された存在
・830MGは酷いことにLinuxのX Window と恐ろしく相性が悪い
・富士通FMVは不治痛FMV・・・・(言い得て妙)
・Intel 830MGの呪縛
・Intel 830MG は Linuxとは相性が悪い

悲しくなる情報ばかりです。orz


さて、気を取り直しして再インストール作業を開始します。


前回は下記画面で「Install」を選択しましたが、
今回は「Advancced options」→「Expert install」選択します。
ちょっと懐かしいインストール画面になりますが、手順は前述とほぼ一緒です。


ネットワークの設定を手動設定にして固定IPを振ります。
これでSSHでIP指定でアクセスが可能になります。


Expert install だと使用するカーネルを選択できるので幾つか試してみます。
またカーネルに組み込みするモジュールも変更できるので試してみます。

上記、全滅でした。


SSHサーバを立てたので、別端末からアクセスしてみます。
(SSH2でアクセスが可能です)


ネットの情報を頼りに /etc/defaul/grub を書き換えます。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
 ↓
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="text"

update-grub を実行して、/boot/grub/grub.cfg に反映させて reboot してみますが、改善せず。(最近は、grub.cfg を直接編集しないのが作法のようです)


GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="xforcevesa text"

これならどうでしょう。




無事、起動しました。d(>_・ )グッ!


未検証ですが、

GRUB_CMDLINE_LINUX="vga=792"
or
GRUB_CMDLINE_LINUX="video=800x600"

でも上手くいきそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/VESA_BIOS_Extensions#Linux_video_mode_numbers


最終的には、

RUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="xforcevesa acpi=off noapic nolapic text"

といたしました。


acpi=off noapic nolapic は、ACPIの実装が微妙なので追加いたしました。


まずは、やれやれです。


と、思いきや別のトラブルが・・・・・!!


こちらの模様は次回にでも。



ではでは~☆ミ

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