「メールトラブルの原因をtelnetで切り分ける」でメールの受信サーバ(POPサーバ)にtelnetでアクセスしましたが、送信サーバ(smtpサーバ)も同様にアクセスが可能です。
今回はtelnetでsmtpサーバにアクセスしてメールを送信してみます。
私が契約しているODNのsmtpサーバからメールを発信してみます。
まずは前回同様、DOS窓を開きます。
(DOS窓の開き方は「メールトラブルの原因をtelnetで切り分ける」を参照)
C:\Users>telnet smtp01.odn.ne.jp 587 ← smtpサーバの587ポートを指定(25は最近は使えない所が多い)
220 msrg5111.rgserv.odn.ne.jp ESMTP Service ready
EHLO localhost ← 認証を確認
250-msrg5111.rgserv.odn.ne.jp
250-DSN
250-8BITMIME
250-PIPELINING
250-AUTH=LOGIN
250-AUTH LOGIN PLAIN
250 SIZE 20971520
MAIL FROM:hoge@rio.odn.ne.jp ← メール送信元を入力
250 MAIL FROM:<hoge@rio.odn.ne.jp> OK
RCPT TO:hoge@hoge.jp ← メール送信先を入力
250 RCPT TO:<hoge@hoge.jp> OK
DATA ← データ入力開始
354 Start mail input; end with .
Subject:test ← 件名を入力
this is test ← 本文を入力
. ← .を入力しDATAを終了
250 <56CBB9A5002E06AA> Mail accepted
QUIT ← 終了する
221 msrg5111.rgserv.odn.ne.jp QUIT
ホストとの接続が切断されました。
C:\Users>
220 msrg5111.rgserv.odn.ne.jp ESMTP Service ready
EHLO localhost ← 認証を確認
250-msrg5111.rgserv.odn.ne.jp
250-DSN
250-8BITMIME
250-PIPELINING
250-AUTH=LOGIN
250-AUTH LOGIN PLAIN
250 SIZE 20971520
MAIL FROM:hoge@rio.odn.ne.jp ← メール送信元を入力
250 MAIL FROM:<hoge@rio.odn.ne.jp> OK
RCPT TO:hoge@hoge.jp ← メール送信先を入力
250 RCPT TO:<hoge@hoge.jp> OK
DATA ← データ入力開始
354 Start mail input; end with .
Subject:test ← 件名を入力
this is test ← 本文を入力
. ← .を入力しDATAを終了
250 <56CBB9A5002E06AA> Mail accepted
QUIT ← 終了する
221 msrg5111.rgserv.odn.ne.jp QUIT
ホストとの接続が切断されました。
C:\Users>
これでメールが送信されたハズですが、無事届いていればネットワーク環境、smtpサーバ側には問題がないと判断できますので、トラブっている場合はクライアント側に問題があると考えられます。
メールを受信してみます。
無事、届きました。
SMTPの主なコマンドは以下となります。
HELO クライアントドメイン名
クライアントをメールサーバに認識させる
MAIL FROM: 送信元メールアドレス
送信元をメールサーバに認識させる
RCPT TO: 送信先メールアドレス
送信先をメールサーバに認識させる
DATA
メールのデータ転送を開始する
.
データの先頭に"."のみを入力すると、終了する。
Subject:
データの中に、Subject:でメール件名となる
QUIT
メールの送信を終了する。
ではでは~☆ミ
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